ベンチャー企業・中小企業・スタートアップ企業の違いがわからんわ
スタートアップとは、もともとアメリカのシリコンバレーで使われていたビジネス用語である。シリコンバレーとは、アメリカのカリフォルニア州のサンフランシスコ湾の南岸周辺の通称である。つまり地名ではなく、ある程度広い地域一帯の通称。そしてコンピュータテクノロジー分野に長けた企業が多く所在している。
中小企業は中小企業基本法により定義が定められており、その定義に該当し、なおかつ経営規模が中小程度の企業を指す。
ベンチャー企業もスタートアップは新しく立ち上げた企業であり、
ベンチャー企業の特徴として、中長期的な視点で事業を行っている傾向がみられる。
一方で、スタートアップはより短期間で急成長しようとする会社。
スタートアップには「イノベーション」を起こすという要素がある
スタートアップ企業の例、
日本:メルカリ、他には楽天、サイバーエージェントといった会社もスタートアップとしてかつて注目を集めた企業。
今後スタートアップとして期待されるのは、ユニコーンやネクストユニコーンと呼ばれる企業。
ユニコーンとは、時価総額が10億ドル以上の未上場のスタートアップ企業のこと。
1ドル100円なら、日本円で1000億円。
時価総額とは、どのくらいの価値や規模を持っているかを示しているものである。
計算方法は、・時価総額=株価×発行済み株式数
たとえば株価1000円で発行済み株式数が1000万株であった場合、その銘柄の時価総額は1000円×100万株=100億円となります。
株式投資の初心者の場合、株価が高いか低いかでその企業の価値を判断してしまうことがありますが、実際には時価総額が大きいか小さいかを考える必要がある。
では上場とは何か。以下引用。
「上場」とは、会社が自社の株式を証券取引所で自由に売買されるようにすることです。そして、「上場企業」とはその株式を発行し、証券市場に登録している会社を指します。
上場は、会社が創業者の手を離れて、社会一般の公のものになることを意味しています。
株式の上場により、会社は資金調達が容易にできるようになるほか、会社の知名度アップにもつながり、ビジネスへの追い風となります。
ただ、上場には株式単位数、時価総額、利益額、事業継続数、株主数などの項目で満たすべき基準があり、会社はそれをクリアしないと上場することはできません。
現在は、将来性のある中堅企業に上場の機会を与える目的で審査基準が緩和される傾向にあったり、ベンチャー企業向けの証券取引所もあり、比較的緩やかな基準で上場できるようになっているようです。